全く夏らしく無く、各地で大雨による災害が相次いだ8月最後の日曜日。

この日は昨年秋に結成された、ソウル・オブ・リバティのオキナガ氏と、
グレッチブラザーズのヤス氏による新ユニット"Samurai Bop Revival"の、
バンド形式での初陣との事で、歴史的瞬間を目撃するため、行って参りました。

当初俺の運転で、4名で行く予定でしたが、
当日昼頃、急遽2名で行く事となり、4時の出発予定を繰り上げて、
2時50分発の電車で名古屋へ向かいました。

4時半頃一緒に行くS畑君と大須で落ち合い、
開場時間までの間、しばし大須を一緒に散策し、
スタート時刻10分前ほどに会場のZIONに入りました。

この日はHRNでもPAとしてお世話になっている
ZIONの不破氏の企画"Always This! vol.10"でした。

記念の10回目と言う事で、どのバンドがメインでも遜色ない、
豪華なメンツでのイベントとなりました。

オープニングアクトは、不破さんの"ブルース・ビート・ブラザーズ"。
3曲でサクっと終わりましたが、最初の2曲を歌った女の子の
ボーカルが良かったです。

2バンド目は名古屋を代表するラスティック・ストンプ"きのこ"
バグパイプの演奏から入り、弓を使ったベース演奏などもあって面白い。
通常はボーカルさんはマンドリンを演奏しながら歌いますが、
アコーディオンの音も、もの凄く効いていて良かったです。

まだ早い時間なのに、結構お客さんは入って良い雰囲気でしたが、
何故か客ノリに対してイラついてる様子で、MCも投げやりだったのが、
(演奏は良かっただけに)残念に感じました。

3バンド目は最近見る機会の多いサイコビリーバンド"ラリーボーイズ"。
今回はじっくり見させてもらいましたが、演奏はめちゃめちゃ上手い。
サイコビリーですが、明るく、楽しい雰囲気なので、
高速スラップ系が苦手な俺でも楽しめました。

4バンド目は新譜"Kiss"のレコ発としては初めて見る"チキン・ザ・サン"。
このアルバムが、聴けば聴くほど味わい深く、聴き込むほどに好きになる
アルバムだったので、この日のライブを楽しみにしていました。

この日はカバー曲が多いセットだったので、アルバムの曲が聴きたかった
俺的には不本意ではありましたが、そのカバー曲が、"THE BOTS"
"ヒルビリーバップス""ブラックキャッツ"など、今まで何度も見て来た
彼らのライブでは聴いた事の無かった曲はかりだったので、楽しめました。

ロカビリーへの熱い想いを語った長いMCの後、ラストの"Kiss"と、
アンコールの"1950"が素晴らしかったです。

5バンド目は三河の至宝"非常のライセンス"
ドラムがチェンジして初めて見させてもらいましたが、以前とは
また違った感じで、スリルとサスペンスに溢れたロカビリーは健在。
ギュインギュインのギターにバチバチのベース。
このバンドが居る限り、三河のシーンは安泰ですね。

ラストはいよいよ、ドラムが入ってフルバンド形式の初陣となる
"サムライ・バップ・リバイバル"。サムライだけに「初陣」です。

今回のドラムは、何とあの"キャデラック"のTOSHIさんがサポートとして参加。
自前のグレッチのスパークルシルバーのフルセットを持ち込んでの、
気合いの入るステージです。

SBRのステージは、最初の一音から流石のひとこと。
曲は古いロカビリーのカバー曲中心ですが、全て独自の解釈でアレンジした、
もはやオリジナルと呼んでも良いほどの完成度の作品ばかり。

オキナガさんはオリジナルカラーのテレキャスターで、
いつものグレッチの時とはひと味もふた味も違うプレイ。

ヤスさんも控えめに見えるグレブラの時とは打って変わって、
グイグイ前に出て来るし、MCでも饒舌です。

TOSHIさんも本当に楽しそうにノリノリでドラムを叩き、
1・2度合わせただけとはとても思えないほど、
息もぴったりに、バッチリハマってました。

オリジナル曲も1曲披露し、アンコールも決めて締め。
記念すべき初陣ライブが目撃出来て、大変貴重な夜でした。

この日はお客さんも多かった割に、イラ立ちを見せるバンドもあり、
怪我のせいで、いつもより大人しく見てる自分のせいもあるのかと、
責任を感じてしまいました。

しかし最後のSBRの様な、圧倒的な演奏を目の当たりにすると、
演者はやはり、そのプレイで全てを語るべきなんだと思いました。

終了時間は11時オーバーと、日曜にしては辛い時間になりましたが、
昔からのあこがれのTOSHIさんにもご挨拶させて頂けたし、
全バンドの素晴らしい演奏は見られたし、最高の夜でした。

帰りは明くる日、長野県の安曇野まで釣りに出かけるというS畑君に
家まで送ってもらい、午前1時に帰宅しました。