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Rock 'n' Roll
Trising S.O.L発売開始
いよいよ明日!
2012年4月21日、我らがソウル・オブ・リバティの
6年振りとなるニュー・ミニアルバム、
"Trising S.O.L(トライジング・ソウル)"が発売となります。

今回も本当に珠玉と言える5曲が集められました。
1曲目は最近のライブのオープニングにも使われる、
抜群にノリが良く超COOLなインストナンバー"Trising Drive"!!

そしてSlap Beat Oneというオムニバスに収録された
名曲中の名曲、"プラジュナー・ソウル"も再録。
この曲の歌詞、大好きなんです。

残り3曲の新曲は、ソウルらしさが存分に込められた、
明るく、ポップで、聴いてると自然に身体が揺れてしまう
ゴキゲンなロカビリーナンバー!!

別にロカビリーだとか、ネオロカがどうとか、
そんなジャンル分けは関係ありません。
良いものは良い。楽しいものは楽しい。
きっと誰もが好きになってくれるアルバムだと信じます。

CDが売れないと言われる時代。
買いやすい事をコンセプトとし、
1,000円(税込み1050円)という値段にこだわりました。

今回は光栄な事に、ジャケットデザインを担当させて
頂きましたが、そちらも、手に取って、見て楽しんで、
「買って良かった」と思えるものを作ろうと、頑張りました。

こちらで収録曲の、ROLL OVER TIMEのPVも見えます。
SUNRISE Records SRR-0011 5曲入り1,050円。
素晴らしい作品です。是非よろしくお願い致します。


今回はコンセプトの段階から関わらせて頂きましたので、
折角なので、そんな観点から、ご紹介させて頂きたいと思います。

アルバム製作の計画は、1年程前から有ったかとは思いますが、
昨年のクロネコナイトの時に正式に依頼をされ、
最初に打ち合わせを持ったのは、夏でした。

沖永さんとエミちゃんが休暇でこちらを訪れた際、
カフェ・アドレナリンで待ち合わせしました。

その時既に今回の1曲目の新曲、"Trising Drive"は出来上がっており
(当時はタイトル未定)、そこで聴かせてもらってイメージを膨らませ、
アルバムタイトルを決めました。

まるっきりの白紙の状態で、決まっていたのは
前作同様、〜S.O.Lというタイトルにすることだけ。

その時は良いアイデアが出るとは期待せず雑談し、
ともかく色々な案を出してみました。

その中で、やはり昨年の一番の出来事は東日本大震災であり、
彼らのライブでも、最高のエンターテイメントを届ける事を使命とし、
募金を行うなどの活動をしていましたが、それは避けて通れないと感じていました。

そこで、「立ち上がる」イメージの言葉を入れよう、という事で、
まずはRISE、RISINGなどの言葉が選ばれました。

そして今回は3枚目の作品です。
またソウル・オブ・リバティは3ピースのバンドなので、
「3」というキーワードを重ねた結果、"TRISING"という造語が生まれました。

TRIとは、3の意味。
良く知られている言葉としては、TRIO, TRIANGLE, TRIPLEなどがあります。

TRIとRISINGで、TRISING。
タイトルはこれにS.O.Lを加えて、"TRISING S.O.L"。
訳すなら「3度(たび)立ち上がる魂」となり、それは我々日本人の不屈の魂を意味します。

ジャケットデザインは、そんなイメージから、
長いトンネルを抜ける時に現れる光を、希望の光と重ねて、
そこから前に歩み始める絵をデザインしたいと思いました。

3人の撮影はLily & Backyard Wrecordの平尾氏が行ったのですが、
こちらの希望のカットを注文し、自分は正月休みの最終日に、
沢山のトンネルが連続する東海環状を走り、気に入ったカットを求めて、
何百枚ものトンネル写真を撮って来ました。

全体の配色は、ソウルのイメージカラーの黒×ピンクで統一し、
3人の魅力ある写真をふんだんに使用し、出来上がったのが今回のデザインです。

ジャケットには色んな考えがあると思いますが、
自分としてはシンプルに、どんな人たちが演奏しているのかが
よく分かるものが良いと思うので、この様なデザインとなりました。

一生懸命作りましたが、デザインがいまいちだと感じる人もいるかと思います。
だけど、肝心の「音」は最高なんです。
どうか是非ご購入になり、東海地区の宝、ジャパロカの最後の砦、
ソウル・オブ・リバティのバンド活動をサポートして上げて下さい。

販売は有名CDショップ、またはアマゾンからの購入も可能です。

恵那・中津川地区では俺も販売の代行をします。
またヤードにも数枚置かせて頂いております。
お近くの方でご興味をお持ちになりましたら、是非お声をお掛けください。

レコ発ツアーで決まっているのは、
4/21新宿JAM、4/29岐阜マジックアイランド、5/5岡山ダックテイル、
5/26茨城パークダイナー、6/26岡崎ボッパーズ、7/1名古屋ZION、
7/7岐阜マジックアイランド、9/22中津川ジャンゴです。

どうぞ、よろしくお願い致します。

日本人必読の書
子供の頃から、
君が代のメロディが大好きでした。

だけど小学校時代の音楽の教科書には、
国歌として一番最初のページに載っていたにも
関わらず、学校では教えてくれなかったし、
学校で歌った事は一度もありませんでした。

小学校に上がる頃には両親は共働きで、
近所に住んでいたおじいちゃん、おばあちゃんに
ずっと面倒を見てもらっていました。

戦争の話しや昔の話しを聞くのが大好きで、
おじいちゃんおばあちゃんの天皇陛下への
とても強い畏敬の念に影響を受け、小さな頃から
天皇陛下はすごい人だと感じていました。

「天皇陛下って、日本で一番偉い人なんでしょう?」
無邪気に話す俺に対し、初めて君が代の意味を教えてくれたのは
俺がまだ小学校低学年の頃、5つ年上の姉からでした。

・「あれは天皇の世の中がすごく長い間続きますようにという、とんでもない歌なのよ」
・「日本は神の国だと信じて、無謀な戦争を起こしたのよ」
・「天皇は戦争を起こした犯罪者なのよ」

今思えばこんなこと、子供の口から自然に出るはずがありません。
その頃(昭和50年前後)から、日教組系の教師からの洗脳教育は
始まっていたんだなと感じます。

また恥を忍んで告白すると、中学の頃にアナーキーがデビューし、
「東京イズバーニング」の歌詞が話題になり、
・「天皇は何にもしてないんだ」
・「何の苦労も無くぬくぬく育ったんだ」
・「いらないじゃん?」と俺にも感化された時期がありました。
そう考える事がカッコいいと勘違いしていたのです。

しかし基本的には、おじいちゃんやおばあちゃんから受けた
子供の頃からの影響は強く、たとえ単なる象徴に過ぎなくても、
「天皇の存在する日本」がすごく好きで、誇らしく思っていました。

ただ、そんな尊敬の念は持ち続けた物の、
・天皇とは何なのか?
・どんな成り立ちで存在しているのか?
・日本の伝統と、どんな関わりがあるのか?

もし、外国人の友達や、子供達から問われたとしても、
俺にはちゃんと答える事も、説明する事も出来ませんでした。

しかし先月(2009年6月)、そんな疑問に全て明解に答を出す、
極め付けとも言える良著が発行されました。
それが、小林よしのり氏著による「天皇論」(小学館/定価1575円)です。

この本は天皇がどんな存在であるのか、だけに留まらず、
正に我々日本人のアイディンティティの根幹を明らかにする書であり、
日本人なら必読の一冊であると断言出来ます。

天皇を知る事は、日本を知る事。
天皇の存在は、日本国の存在と同一。
天皇を良く理解する事は、自分自身を理解する事。

そして自分達の祖先が、神話の時代から、どれだけ誇り高き歴史を
刻んで来たのかさえ、全て漫画で描かれているため、
誰でも分かりやすく理解できるはずです。

もちろん先に上げた「君が代」の正しい意味、天皇が戦争を指導したのか?
天皇は戦犯なのか?、天皇は何もしていないのか?、ぬくぬく育ったのか?
単なる象徴に過ぎないのか?
これらの疑問に対しても、全て明解に答を導き出しています。


・日本は戦争で悪い事をしたんだ、とか
・日本人はズルくて、人真似しか能のない下等な国民なんだ、とか
・日本は戦争で無条件降伏をしたのだから、外国に文句を言う立場に無い、とか

会社にもこういう事を、いい歳して信じている先輩が居たりしますが、
これらは「勇敢で」「勤勉で」「頭脳明晰で」「教育の行き届いた」
「優秀な日本人達」が再び立ち上がる事を怖れた戦勝国側が、
日本人を骨抜きにしようと画策した、洗脳教育の賜に過ぎません。

洗脳に掛かっている人は、
自分が洗脳されている事には絶対に気付きません。

何かと言うとすぐ「日本人なんて」とか「日本はダメだから」とか、
自分も日本人なのに、それを棚に上げて、日本を卑下した言い方をする人(TVに良く居ますね)
アンタ達の事ですよ!!

そんな言い方をすればインテリっぽいと思ってるのでしょうが、
日本を卑下する事は、自分を卑下する事でしょう?
そんなの最高にカッコ悪いよ!!

しかしこの本を良く読み、理解する事は、
そんな洗脳から解き放たれる大いなる手助けとなる事でしょう。
その意味では、1998年に発行された、同じく小林よしのり氏著による
「戦争論」(全3巻)も合わせて読む事をお薦めします。

何故いまこの本を薦めなければならないのか?

俺はいま、もしこのまま民主党が政権を取れば、
教育現場は日教組に握られ、反日思想を持つ議員達に政治は牛耳られ、
美しい日本が失われる危機感を強く感じています。

もし最悪のシナリオ通りに進んだとしても、
多くの人がこれらの本を読んで正しい認識を持ってさえすれば、
いつか正しい道を取り戻す事が可能になると信じているからです。

俺はいままで、命懸けで守られた国や、国柄に対し、
余りにも無知に育った事を申し訳なく思います。

俺も実は戦後教育の悪影響を受けていましたが、
11年前に戦争論を読んで、目から鱗が落ちました。
そして日本の事を、心から誇りに思う様になりました。

今上天皇(現在の天皇の事)の無私の姿に、
謙虚で奥ゆかしいその態度に、あなたもきっと涙する事でしょう。

そして日本人として生を受け、現在の平和な日本に暮らせることに、
きっと感謝し、誇りを感じる事でしょう。
世界最速のインディアン
縁起でもない事かもしれないが、
40を越えた頃から、
人生の残り時間って事を考える様になった。

町では老人達の姿が目立つ様になり、
悪い意味じゃないんだが、
いつかは自分もそうなるんだな、と。

ちょうどいま、オリンピックをやってるが、
その度に考える事も有る。
高校時代、陸上の短距離をやっていたのだが、
俺は自分の限界までやれたのだろうか?と。

いや、絶対限界まではやらなかった。
いつもどこかに余裕を残してた。
死ぬ程必死にやった訳じゃ無い。

それに全てを懸けていたら、オリンピックとまでは言わないが、
県大会で入賞するくらいのレベルには届いたのだろうか?
なんで限界までやらなかったんだろう。。

昔は40才と言えば、すっごく年寄りに感じた。
しかし今ではプロ野球選手でも40才を越えて活躍する選手は沢山いる。
今年200勝を達成した山本昌は同級生だ。イチローなんて50才まで現役でいそうだ。

子供の頃、暗くなるまで野球をやって、
クタクタになるまで走っていた。
俺はまだ、子供の頃の様に走れるのか?

40を越えた頃から、また野球を始めた。
今年からソフトボールも始めた。

俺はいつまで全力疾走出来る?
45歳? 50歳? 60歳では無理だろう。
実はもう、余り時間は残って無いんじゃないか? 焦りは募る。

そんな時、たまたまスキャンティーの石川君から
「世界最速のインディアン」のDVDを借りた。
「コレ、本人のインタビューが入ってるから、レンタルのより絶対いいですよ」と。

この映画は、オートバイ好きとして、興味の有った映画で、
出来れば劇場で見たいと思っていた。
あくまで娯楽として興味が有ったのだが、俺は全く勘違いをしていた。

これはアンソニー・ホプキンス演じる、バート・マンローという
ニュージーランドの老人が、自分が21歳の時に新車で買った
1920年型インディアン・スカウトを、コツコツと40年以上掛けて改造し、
68歳で世界速度記録を作るというストーリーだ。

それが実話だとは何となく分かっていたものの、
それほど凄い事だと考えていなかった。
しかしその内容は、想像を遥かに越える物だった。

大体1920年式のオートバイなんて、ノーマルで80kmも出せないシロモノだ。
しかしスピードに魅せられたバートは、自分でシリンダーからピストン、
ヘッドまでも自作して、サイドバルブのエンジンをOHVに作り変える。

カウルは魚をヒントに自分でデザイン。
タイヤも自分でトレッドを削ってスリックに。
数百機のエンジンをオシャカにしながら、速いマシンを作る事を諦めなかった。

ニュージーランドでは、そこそこ速度記録を打ち立てつつも、
60歳を越えて心臓と前立腺に持病を抱え、人生の残り時間が少ない事を感じ、
自分の作ったインディアンの本当の実力が、知りたくてたまらなくなる。

1962年、63歳の時に単身アメリカに渡り、
ボンネビルはソルトフラッツのスピードウィークで速度記録に挑む。
結果288kmの1000cc以下のクラスの世界記録を樹立。

しかしそれに飽き足らず、その後70歳まで挑戦を続け、
1967年68歳の時に、295km(非公式記録は331km)という記録を打ち立てる。
2008年の今も、この記録は破られていない。

この映画は、ロジャー・ドナルドソン監督が若い時に撮った、
バート本人を描いたドキュメンタリー映画がベースになっていて、
DVDではその映像も一緒に見る事ができる。

それを見ると、映画は細部に渡って忠実に描かれている事が分る。
60を越えても若い人達から18歳の少年の様だと評され、尊敬を受ける姿。
その姿は映画のアンソニー・ホプキンスより確実にカッコいい。

「スピードに挑む5分間は、一生よりも充実した5分だ」
「夢を持たない人間は野菜と同じ」
「241kmで死を覚悟した」など、少年のようなキラキラした瞳で話し続ける。

これを見て、俺の思ってた漠然とした不安なんて、どうでもいい事だと悟った。
40代なんて、バートからすればまだまだ子供じゃないか。
夢を無くさなきゃ、歳を取る事なんて何も怖れる事は無い。

これを見て、俺もイチローの様に、内野ゴロでも全力疾走しようと決めた。
今からでも、何でも全力でやれば、きっと充実した人生が送れるだろう。

今の俺は300kmのスピードなんて怖くて出せないが、
60歳になったら出せる様になってるのかもしれない。
とても勇気を貰える、良い映画に出会えた。


DVDを返す時に、ふと疑問に思った事を石川君に話して見た。
…現代なら市販車で320km出せるバイクもあるのに、
なぜ未だにこの記録が破られて無いんだろう?

「そりゃ、今のバイクでこの記録を破っても、カッコ悪いからじゃないですか?」

うん、納得!
こういう風にさらっと言える石川君も凄いと思う。
マイ・スタンダード
今年は俺好みの
いい本のリリースが多いです。

今度はコレ!
剣さんの「クレイジーケンズ マイ・スタンダード」
です。

たまたま他の本をアマゾンで探していて、
お薦めに出て来たのです。
ちょい高価でしたが、速攻GETしました。

この本は、全ての剣さんファン、CKBファン、
クールスファン、音楽を志す者、インディーバンド、
横浜・横須賀を愛する者、昭和ファン、アジアマニア
etc…の方々にお薦めです。

子供の頃から現在に至るまで、
几帳面に余す所なく書かれており、
CKBの楽曲などで、
ピンポイントで想像していた彼の生い立ちが、
スーっと線で繋がった感じです。

文章のそこかしこに歌詞の元となるフレーズが出て来ますし、
「あの曲はここから出来たんだ!」と発見する楽しみがあるので、
出来るならCKBのアルバムを全て聴き込んでから読むのがお薦めです(笑)

特にクールスファンにとっては、トリオ後期からポリスター時代への移り変わり、
剣さんがクールスに参加する切っ掛けや、脱退の理由など、
今まで謎に思ってた部分が分かります。

また「原宿ブルースカイヘブン」では、
クールスの(残った)オリジナルメンバーの描き方が不満に思えましたが、
この本ではすごく好意的に書かれていて、嬉しく思いました。
まあ、立場を考えれば当然ですが(笑)

そしてダックテールズや、その後のCKBまでのバンド活動。
ほぼ漏らさず書かれているのが嬉しい所です。

またCKB初期の、職業を持ちながらの音楽活動という考え方。
バイトをしながら夢見てバンドをやってる人は沢山いると思いますが、
ひとつの成功談として、そんな人達にも為になる本だと思います。

剣さんはこの中で、自分が作曲屋であるという事を強調していますが、
この500ページを越える超大作(小説なら長篇)を
ゴーストライター無しで書き上げる実力、この文才は尋常ではありません。

俺は剣さんは作曲家としてはもちろん、
作詞家としても日本を代表する人物だと尊敬しているのですが、
やはり文才があるからこそ書ける歌詞なのだと再認識しました。

CKBの特徴的なアジアンムードに昭和ムード。
その歌詞も曲も、剣さんが実際に感じた印象が、
直接歌に昇華されている様子がよく理解出来ます。

美しい物や印象的な物を目の当たりにしたとき、
絵描きなら絵を描くし、詩人なら詩を書くでしょう。
でも剣さんはその場所の空気感を、メロディーとして表現しているのです。
そんな風に浮かぶメロディー。誰にも似ていないのは当然です。

剣さんについては、俺などが語るのはおこがましく、
また失礼だと思うので多くは語りませんが、
ひとりの魅力的な男の生き様として読んでも、抜群に面白いです。
ホントは楽曲を知らなくても充分楽しめますので、ご心配なく。

発行は小学館で、定価は2,625円(税込)。
読みごたえも有ってお薦めです!!

他にも「夜のエアポケット」という本も「増補改訂版」として、
初期の物より56ページも増えて、表紙も変わって販売されています。
こちらは1,575円でぴあ出版から。写真は初期の表紙です。
こちらも剣さんの魅力たっぷり。イイネっ。
ダックテールズの名盤
クールス繋がりでこんな話題でも。

一時期クールスに所属していた横山剣さんは
84年のクールス脱退後、元シャネルズの山崎廣明氏と
ダックテールズというバンドを結成しました。

元々ダックテイルというのは、
山崎氏がシャネルズ加入以前に活動していたバンドの名で、
このダックテールズは第2期となります。

そして84年秋、「七福神」というアルバムでメジャーデビューします。
当時クールスは活動休止、ブラックキャッツは2人となった冬の時代。
聴く物が無かった俺は、すぐに飛びつきました。

曲はクールス時代の流れを汲む、R&Bやロックンロール、バラードです。
ミディアムテンポに名曲多く、プリーズとかサテン・ドールとか好きでした。
もちろん剣さんのアイコンでもある、ベレG初登場の本牧66も最高!
デビューシングルとなった、筒美京平先生の2作品も見逃せない!!

しかしこのアルバムは、俺にとっては、剣さんのボーカルが聴ける
という事で貴重だったものの、ジャケットもタイトルも嫌いで、
写真で見ても、2人以外はシブくなくて、イマイチだと思っていました。

その後85年にO-U-Nという、2ndアルバムを出します。
しかしその直後、両名は事務所を飛び出し、第2期ダックテールズは解散。
デビューわずか1年足らずでした。

その後初期メンバーなどが参加し、第3期ダックテールズがスタートしますが、
この時が正に黄金期。当時は音源も手に入らず、ライブも見られませんでしたが、
スカジャンの着こなし方など、もの凄く影響を受けた存在でした。

しかし88年にその活動は休止。
しかし9年後の一夜限りの復活ライブによって、その存在は正に伝説となりました。
今ではそのライブ盤を含めて、3枚ほどの音源が手に入ります。
一番ダックテールズらしさ、剣さんらしさ、横浜らしさが感じられ、必聴です。

ところで2ndアルバムのO-U-Nですが、
俺は出ている事も知らず、買い逃しました。
しかし代わりに、相棒周ちゃんが買っていたので、
カセットテープにコピらせて貰って聴きまくりました。

俺も周ちゃんも、どちらかというとこの大人っぽい雰囲気の2ndが好きで、
特に「愛よ泣かないで」の歌詞のインパクトはもの凄く、
2人に共通したフェイバリットナンバーとなっていました。

その他にダックテールズの代表曲「横須賀セントラルステーション」や
「THANK YOU!! BROTHER」もこのアルバムの曲であり、
それだけ聴いてもこのアルバムが名盤である事は疑いが無いでしょう。

話しは変わって、東海地方の方は知っている人も居るかと思いますが、
1995年にクールスは、アオキーズピザのCMに出演しました。
当時のクールスはビデオになった日比谷のライブの直後で、山崎氏が参加していました。

その時縁有って、周ちゃんや当時の仲間達と、
エキストラでそのCMに出演させてもらった時の事です。

CMは場所を移しながら2本撮ったので、朝から夜までロケが有ったのですが、
待ち時間が結構有り、クールスメンバーと、沢山話しをする機会に恵まれました。

そして山崎氏と話していた時に、ダックテールズの話題になり、
ダックテールズのCD化を願っている事、
特にO-U-Nが好きだという事などを話したのです。

しかし山崎氏からは、
「O-U-Nは、自分達のやりたい様に出来なくて、最低だったんだよね」
と、意外な話しを聞かされます。

お仕着せのプロデュース、アレンジ、歌詞の変更。
結局そのアルバムが原因でメジャーを蹴った事など、
全く想像もしていなかった事を聞かせてもらい、名盤だと信じていただけに、
少なからずショックを受けたのを覚えています。

そんな事があり、第2期のダックテールズがCD化される事は無いだろうと
ずっと信じていたのですが、何と今年の8月に、第2期ダックテールズ1stアルバム
「七福神」が、ジャケットもそのままにCD化されたのです。

9月頃まで気付かずにいたのですが、ネットで知りました。
同時に2ndが出て無いかを調べると、残念ながら出ていません。
「無理もないか…」と諦めつつ、何となくこのCDの曲目を調べてみると、
何とボーナストラックとして、2ndから3曲も入っているじゃ有りませんか!!

「横須賀セントラルステーション」と「THANK YOU!! BROTHER」は
以前にもCD化されていますが、俺と周ちゃんの愛した「愛よ泣かないで」は
今回が(恐らく)初のCD化となります。

もちろんすぐに入手し、今ずっとコレを聴いていますが、
やはり2ndの3曲、最高です。これらの曲を聴くと、
甘く切ない19,20の頃の想い出が、鮮やかに蘇えるのです。

やはり時を越えて、ダックテールズは素晴らしい。
俺は思い入れが強過ぎるので、やや大袈裟かもしれませんが、
まだ聴いた事のない方には、是非お薦めします。
良く意図の分からない、隠しトラックもありますよ!

THE SOUND OF YOKOHAMA YOKOSUKA
その神髄が、ここに在ります。
原宿ブルースカイヘブン
クールスとの出会いは遅く
高校3年の時でした。

キャロルもクールスも、
もちろん、小学生の頃から知っています。
だけど、それほどの影響を受けていた訳ではありません。

ドラム缶を持ち上げた、白黒のポスターも良く目にしてました。
貰い物ですが、初期のベストアルバムも持っており、
「シンデレラ」や「言えなかったんだ」とかが好きでした。

だけどオールディーズのカバーのアレンジなど、
何となく時代遅れの気もしていたのです。

高校で陸上部に入り、
ここで俺の人生を大きく変えた人物、「周ちゃん」と出会います。

お互い、それぞれの考え方でリーゼントにしてたんだけど、
高校2年の頃から特に仲良くなり、「ブラックキャッツ」を教えてもらい、
それまでの世界観がガラッと変わりました。

それをきっかけに、原宿ロックンローラーとかクリームソーダにも興味を持ったし
ロックンローラー風のファッションというのも教えて貰いました。
CHOPPERやSHOUTなど、ファッションとしてのクールスに触れたのはこの頃です。

しかしその後、俺にもっともっと大きな衝撃を与えたのは
クールスのサウンドと生き方だったのです。

高校の同級で、クールスを聴き続けていたのは恐らく周ちゃんだけです。
初期クールスだけ聴いて、分かった様な顔してた俺は、喰わず嫌いで、
舘ひろし氏が抜けた後のクールスは、聴いても意味が無いと思っていました。

しかし、そのジャケットのカッコ良さにつられて興味を持ち、
周ちゃんに借りて聴いてみたレコードは、
「クールス・オールディーズ・スペシャル」でした。

その時の衝撃は、とても言葉には表せません。
R&Bのカバー曲のアルバムですが、ロックンロールもポップスもバラードも
その全てが素晴らしく、すぐに夢中になりました。

こんなに素晴らしいアルバムを作れる音楽性の高いバンドだったんだという
再認識を受け、それから時代を溯ってCOOLSのアルバムを貪り聴きます。
もちろん全て周ちゃんに貸してもらって(笑)

それで初めて、バンドのクールスが3期に分かれていること(当時)や、
BE A GOOD BOY以降、サウンドが大きく変わったこと、
しかも却って第2期以降の方が名曲が多い事を知ります。

また、オリジナルメンバーのヒデさん、ムラさん、ジェームスさん、フランクさんが
リーゼント・革ジャン・ブルージーンにハーレーといった一貫したスタイルを
貫き通している事なども知ります。

当時17,8の俺には、音楽的な影響はもちろんですが、
30を越えてなお、一貫したそのスタイルを貫くクールスの衝撃はもの凄く、
クールスこそがホンモノ中のホンモノと信じ込みます。

それ以来、たとえサウンドがロックンロールでも、
リーゼントしてないバンドはニセモノだと、
それまで持っていた他のバンドのカセットテープにレコードなど、
全て処分してしまったほどでした。

その頃の周ちゃんと俺の合言葉は「最低30まではリーゼントを続ける」事でした。
今は年に数回逢うだけですが、お互いリーゼントだけは40過ぎても続いているのです。
少年の頃に受けた衝撃。もちろん他にも色々ありますが、単純に言って今の俺は、
周ちゃんとクールスとの出会いによって在ると言えるのです。

クールスは元々バンドではなく、モーターサイクルチームで、
岩城滉一さんも結成メンバーのひとりだったというのも、周ちゃんから教わりました。
「旅人の唄」という、今では貴重な本を読ませて貰った事もあります。

その頃の写真は、ファーストアルバムのジャケット写真で、
映像は、キャロルのラストライブのビデオで見る事が出来ます。
モーターサイクル・リーゼント・ロックンロール。
俺の未だに追い求める3つの要素は、全てクールスに在ったのです。

しかし「黒いマシンにリーゼント」
モーターサイクルチームのクールスに関しては、
他には暴力教室という映画くらいしか資料がなく、長らく謎でした。

しかし3年前の狂い咲きロックが終わった後、
ひょんな事から元クールスのピッピさんが、自身のホムペで、
クールス結成当初の文章を書いている事を知ります。

これはピッピさん自身が、書いており、
登場人物も実名なのでリアリティが物凄く、
夢中になって読みました。

その後バイク本やTVなどで血判状などの写真も見られる様になり、
だんだんその姿が明らかになるとともに、
更にクールスという特別な存在が、際立って来た様に思えます。

そしてその極め付けとなるのがこの小説です。
著者は元ルート20の総長。当時からクールスと親交を持ち、
後に原宿で赤いクールスと言われたBadというチームを仕切っていた遠藤夏輝氏です。

実名では無く、フィクション小説という位置付けですが、
ところどころのエピソードは実話が元になっており、
ピッピさんを主人公のモデルに、
ピッピさんの視点で見た当時のクールスの姿が描かれています。

短い小説なので、もの足りなさも感じますが(もっと色んなエピソードが知りたい)
大変貴重な資料でもあるので、読む価値は存分に有りますし、
文句なく面白いので、一気に読めてしまうと思います。

細かな内容には触れませんが、
今まで舘ひろし氏には、余り良い印象を持っていませんでしたが、
これを読んで、氏への見方も変わりました。

ただ残念なのは、俺に生き方を変える程の衝撃を与え、
バンドのクールスとして、その名前を守って来たオリジナルメンバー達の姿が、
余り好意的に描かれていない事です。

モーターサイクルチームのクールスこそが本当のクールス。
その理屈は分かりますが、それが伝説となったのも、ずっと活動を続けたメンバーや、
活躍したそれぞれのメンバーひとりひとりの存在有っての事だと思うのです。

これは個人的な感想なので、どう感じるかはひとそれぞれだと思います。
あくまで小説ですので、俺は、ストーリー展開上必要だったんだと理解します。

クールスを知っている人も知らない人も、
是非この本で、輝いていた日本の70年代の青春に触れてみて欲しいと思います。

来年には何と映画化の予定もあるそうです。
キャストは非常に気になりますが、ますます今後が楽しみです。

そして俺の願いは、それを切っ掛けに、
第2期、第3期、またそれ以降のクールスのサウンドが
再評価される事なのです。
驚愕の事実…
昔から本は好きで、良く読んでいましたが、
ここ5,6年程、パソコンでネットを見ている時間が増えて
本(雑誌以外)を読む時間が取れなくなっていました。

それ以前は小説が好きで、昼休みなどに、週に一冊強、
年間60冊くらいは読んでいました。
でも僕の尊敬する、ある方に言わせると、
毎日1冊以上は読まなきゃダメだそうです(笑)
2年位前までは子供に毎晩絵本を2冊ずつ
読み聞かせしてましたが、それじゃダメ?(爆)


去年辺りから自分のノートパソコン
(PowerBook2000年モデル)の
調子が良く無いので、家ではめったに
パソコンを開かなくなりました。
持っている車やバイクからも想像つくと思いますが、
このパワーブックにもひとかどならぬ愛着があり、
新しい物に買い替える気持ちがないからです。

その代わり家でネットや仕事をしなくなったお陰で、
それまで出来なくなっていた読書や、映画鑑賞などが出来るようになりました。
それで去年辺りからふたたび本を買込んで読むようになって来たのです。

このブログでも2005.11.25の記事で、「年次改革要望書」について書きましたが
その元となった本が、2004年の春に出版された、関岡英之氏著の「拒否出来ない日本」です。
ずっと読みたいと思っていたのですが、何故か書店では余り見かけず、
結局昨年末にアマゾンで購入しました。

この本にはかなり衝撃を受けました。
2007.1.21に「勉強不足」というタイトルで談合に関する疑問を書いたのですが、
その謎はこの本で一発で解消されました。それに関してはまた機会があれば書きたいと思います。

それでこの人の著書を片っ端から読みたいと思い、同じくアマゾンを使って
3冊程の著書を入手し、読み始めました。
そして読み始めた一冊目にして、「拒否出来ない日本」を越える衝撃を受けたのです!!

その本は写真にもある「アメリカの日本改造計画」です。
この本は物凄く文量もあり、読み切るのに時間が掛かってしまいましたが、
いままで疑問に思っていた事が、全て繋がった気がしました。

このブログの「政治・時事」のカテゴリで書いて来た記事、
特にメディアの報道の偏りや、BSE、郵政民営化、小泉の構造改革路線への疑問など
断片的に「なんで?」「なんで?」と思って書いて来た事の答が、ほぼこの本の中にあるのです。

このブログで僕の書いて来た内容に興味を持ってくれた人、
なんで僕がそんなに小泉とアメリカを糾弾するのか、いまいち理解出来なかった人に
是非読んで頂きたい本です。

また、「どうせ日本はアメリカに守られてなきゃ存在出来ないんだから、
いっその事アメリカの51番目の州になっちゃえばいいじゃん」という立場の人、
そんな考えさえ自分の意志ではなく、そう思わされてるって事に気付かせてくれる本です。

目次に並ぶ事柄、郵政民営化・商法・会社法・通信・IT・医療・金融・司法・教育・建築・
BSE問題・サラ金の金利…に至るまで、この10年間ほど、全てアメリカ政府の肝入りで
アメリカの国益に沿った改革がなされている事実に、愕然となる事でしょう。

またマスコミ(新聞・TV)がどれだけ偏っていて、公平に報道をして来なかったかも理解出来るはずです。
残念ながらこの本は、その衝撃的内容であるにも関わらず、ほとんど話題になっていません。
それも商業主義に陥ってスポンサーに逆らえない、現代メディアによる災禍なのです。

そのため本屋でもひっそりとしか置いて無いかと思いますが、見つけたら、是非手に取って眺めて下さい。
買わないまでも、この中にある僕がとても信頼しているエコノミスト、
「紺屋典子(こんやふみこ)」氏の文章を立ち読みするだけでも価値があります。

これを読んで痛烈に感じたのは、日本はアメリカに第二次世界大戦で「武力」で負け、
逆に第三次世界大戦では「経済」で勝利し、今は第四次世界大戦の真っただ中で
「情報戦」においてコテンパンに!!完膚なきまでに!!仕返しをされているという事実です。

5/1より三角合併が解禁となり、マスコミはそれを歓迎する報道しかしませんが、
数年後民営化された郵便局・NTTなど、通信分野の企業が全てアメリカに握られたら
どうなるのでしょうか? 想像しただけで寒気がします。

また「トヨタが2兆円の最高益を出した」「世界一も夢じゃ無い」って浮かれている場合じゃありません。
メンツを潰されたアメリカは虎視眈々と、仕返しのタイミングを伺ってるに違いありません。

是非ひとりでも多く、マスコミが報道しない、または意図的に隠していると思われる
驚愕の「事実」を知って下さい。
別冊宝島
今日たまたま本屋へ行って、ふと目に止まった一冊の本。
別冊宝島「特攻〜特別攻撃隊〜」
思わず手にして、レジへと向かっていた。

もう15年ほど前になるが、田舎の小さな書店で特攻隊の本を見かけた事が有る。
その中には特攻隊員が女学生などと撮った集合写真などか載っていて
隊員が飛行服で子犬を抱いて写っている写真などもあった。

その表情がすごく朗らかで、爽やかで、それが今でも脳裏を離れない。
特攻隊員だから、歳は20歳そこそこ、あるいはそれより若い。
そんな少年が、死を覚悟してなお、そんな朗らかな表情をしていた事に衝撃を感じた。

凄く気になったのだが、その時はその本を買う事が出来なかった。
余りにも重過ぎて、その時はそれを読み切る覚悟も勇気も無かったから。

その後結婚し、子供も出来て、「愛する人の為に死ぬ」という心情が
何となく理解出来るようになった今になって、その本を買わなかった事を後悔している。
そんな思いも有って今回は、批判的内容で無い事を確認して、すぐに購入をした。

内容は今年5月に公開される映画
「俺は、きみのためにこそ死ににいく」の紹介を中心に、
特攻隊に関する史実と時代背景を説明するもの。

自分的には期待していた内容とは違っていたのだが、一気に読破し、
その中ですごく心に突き刺さったエピソードが有り、
それをどうしても紹介したくて書き留める事とした。

■□以下引用(多少短くまとめてある)■□

◎血書の嘆願・藤井一中尉
藤井中尉は少年飛行兵の教官だった人で、日頃から教え子に
「おまえたちだけを死なせはしない。中隊長も必ず行く。」と言い続けていた。
言行一致の人で、教え子への言葉どおり、自らも特攻の志願をした。

しかし年齢も20代後半で、妻子もある中尉には特攻の志願は叶えられず、何度も却下される。
特攻に志願していると知った妻からも泣いて反対されるが
「教え子ばかり行かせて俺が行かない訳にはいかない」と毎晩口論。
しかし夫の強い決意を前にして、奥さんは生後4ヶ月の赤ん坊と3才の子供を胸に抱き
「お先に行って待っています」と荒川の土手から身を投げた。

明け方妻と子の遺体が発見され、藤井中尉は半狂乱になるほど泣いた。
藤井中尉は葬儀を終えて再度、血染めの志願書を書き、その熱意にとうとう陸軍も容認する。
そして中尉は、知覧の基地から教え子と一緒に飛び立って行く。

藤井中尉は、国の為に行けと言いながら、「お前たちだけ行かせない」と、
自分の教え子の為に出撃して行った。
しかも最後に残した手紙には、亡くなった子供に宛てて、こう書かれていた。

「今度はお父さんの膝に懐でだっこして寝んねしようね。
それまで泣かずに待っていて下さい。(中略)
父ちゃんは戦地で立派な手柄をたてておみやげにして参ります。
では、一子ちゃんも千恵子ちゃんも、それまで待ってて頂戴。」

■□    ■□

俺は戦争や特攻隊を美化するつもりは全くないが、この手紙を読んで涙を禁じ得ない。
戦争を避けられなかった事は歴史の必然で、米軍の攻撃を少しでも長く食い止めるために、
特攻攻撃もその時点では他に選択肢が無かったのだと理解する。

サヨク系の人やマスコミは、過去の戦争を未だに悪行の塊と位置付け
当時の日本の政治的選択が愚かだったとか、日本の軍部はずるく、卑怯で
特攻攻撃などは愚の骨頂で単なる犬死にだったという風評を流す傾向にある。

しかしこの一文を読めば、古から日本人の心の中に連綿と繋がる
武士道に通ずる崇高な精神世界が存在することを感じるはずだ。
奇しくも新渡部稲造の著した「武士道」の中にもこんな一文がある。

■□■以下引用■□■
◎若き大名(木村重成)の妻が自害する前に書いた手紙
「同じ一樹の陰を求め、同じ一河の流れを汲む、これも多生の縁とのことでございますが、
一昨年より夫婦となり、影に添うように生きてまいりましたことこそ、うれしく存じます。
この度、主家のため、もはや最期の御一戦のお覚悟とのこと、陰ながらうれしく思っております。

唐の項王と申す人は、世にも強き武将なれど、虞美人のために名残を惜しみ、
あの勇猛なる木曽義仲殿も松殿の局との別れを惜しんで悲劇を招いた由、聞いております。

さればこの世に望みなきわが身にて、せめて御身ご存命のうちに最期の覚悟をいたし、
死出の道とやらにてお待ち申し上げております。

どうか秀頼公(豊臣秀頼)の多年にわたる海よりも深く山よりも高い、
御恩をお忘れなきようお頼み申し上げます。 妻より」

女性が夫や家、そして家族のために身を犠牲にするのは、
男性が主君と国の為に身を捨てることと同様、自分の意志に基づくものであって、
それは名誉ある立派なこととされた。

■□■    ■□■

合理的である事を美徳とするアメリカ人には決して理解できない事だろう。
でもこの2つのエピソードに何かを感じる人や、愛する者の為に死ぬ事に美学を感じる人には
まだ日本的精神が残っているのだろう。

俺は戦後20年目に生まれた。
どんどんアメリカナイズされていく社会の中で育って来ても、
まだ日本的な価値観を感じる心は強く残っている。

戦争に関しても、おじいちゃんやおばあちゃんから生の話しを聞いていた。
それらは決して悲観的な話しではなく、胸踊る勇ましい話しが多く
よく戦争の話しをしてくれとねだったものだ。

その度におばあちゃんは飽きずに良く話しをしてくれた。
長男(叔父さん)が戦死しているにも関わらず…

それなら戦後40年目に生まれた人達はどう感じるのか?
戦後60年目に生まれた子供達はどのように育って行くのか?(今年は戦後62年目)
小泉以降、急速にアメリカ化が進んでいる現代だから、とても危機感を感じている。
秋の夜長にDVD
ここ一ヶ月位の間に俺が買って見てみたDVDを紹介します。

まずはアランフリードの「ROCK! ROCK! ROCK!」
これは「GO! JOHNNY GO!」などと並び有名な、1956年の白黒映画です。
映画は英語で字幕も無いのですが、ストーリーなんか下らないからどうでもいいです(笑)

それより当時のスターの貴重な映像が21曲分も納められているのです。
中には吹き替えやどうでもいい歌手も入ってますが、
ザ・ムーングロウズ
ザ・フラミンゴス
チャック・ベリー
ジョニー・バーネット・トリオ
この辺りは見ていて中々楽しめるのではないでしょうか?

そして何と言ってもカッコいいのが、フランキー・ライモン&ティーンネイジャース!!
実はこれが見たくて買ったのですが、はっきり言って期待以上でした。
めちゃめちゃカッコいいです。しかも2曲も入ってて大満足です!!

これはビレバンで見つけたのですが、このDVDに
エルヴィスのインタビューだの、50年代のCMだのといった貴重な音源資料を含めた
33トラック入りのCDがおまけについて、なんと¥2100でした!!
CDもなかなか楽しめるし、安いし、50年代好きな方にはお薦めです。

◆◇◆◇

お次は幻の作品とも言える、「アメリカン・グラフィティ2」の初映像化DVDです。
この映画は日本でも封切られましたが、何故か日本向けにはビデオ化されず
この度晴れてDVD化されたので、早速アマゾンで取り寄せました。

内容は、ひと言で言えばアメグラの最後でテロップで紹介された4人のその後です。
1964年、1965年、1966年、1967年のそれぞれの大晦日をオムニバス形式とし、
4人のそれぞれの人生を描いています。

4人と言っても、残念ながらその中にカートは居ません。
ジョン・テリー・デビー・ローリー&スティーブと言った感じです。
中にはちゃんとボブファルファやファラオ団のリーダーも出て来ます。
もちろん黄色いデュースクーペも健在です。

世相はベトナム戦争下のアメリカとなってしまいますので、
アメグラの様な展開を期待する方にはお薦めは出来ないかもしれません。
あの作品はあれで完結させたい方は見ない方がいいと思います。

でも俺はアメグラ2の存在は20年近く気になっていたので、
今回これが見られてとても嬉しかったです。自分的には良い作品だと思いました。
これは2006年9月21日発売開始ですが、なんと¥1,500と安い!!

アメグラなんて最初にビデオ化された時なんて¥15,000位してたから
それを考えるとバカ安だと思います。もっともアメグラも今では¥980ですが(笑)

◆◇◆◇

最後はCADILLAC初の映像作品、「CADILLAC IS BACK」です。
これは2005年1月23日、豊橋ラハイナでのワンマンライブの模様です。
発売日は2006年9月25日。完全限定1,000枚の発売です。

このライブは実際に見に行っていたもので、撮影があった事も分かっていました。
ライブの内容に関しては2005年1月のブログに書いていますのでそちらに譲りますが、
DVDの中の最後の曲に、バッチリ俺が映っています(笑)

実は撮られた事がハッキリ分かっていたので、今回買って確認したのです。
案の上…でした。有り得ない場面でカメラ目線ですので(爆)
俺を知っている人はすぐ分かると思います(笑)

画面を汚してしまって大変申し訳ないですが、
自分的には良い記念になりました。
もちろん家族にも大ウケでした(笑)

ライブは、実際にはアンコールはもっと多く、
時間も2時間はありましたので、かなりカットされています。
DVDもいいですが、やはりライブは生で見た方がいいって事ですね。

これはCADILLACオフィシャルHP、タイムボム等で買えますが、
欲しい方は限定1,000枚ですのでお早めに。
ちなみに¥4,000です。

さてと、明日は映画館に「涙そうそう」を見に行って来ますよ!
もうドロドロに泣いて来る予定です(笑)
某SというバンドのA君にはたぶんお薦めです。沖縄だしー。
昭和マニア必見の!!
また素敵な写真集を見つけました。
彩流社という所から出てる「昭和鉄道情景 路面電車編」
(写真・安田就視)です。

主に昭和47年〜60年くらいの、
日本各地の路面電車が走る風景を
なんと全ページカラーで納めています
(古くは昭和42年の写真もあり)。

別に俺は鉄道少年ではないので、
電車自体に興味がある訳ではないのですが、
何と言っても町を走っている車の写真が素晴らしい!!

昭和47年といえば、俺が小学校1年生の年。
当然これらは自分の記憶にある風景と一致するのです。

町を走るのはMS50クラウンや230セダンのタクシー。
やたらとハコスカの姿が目立ち、やっぱり人気車だったんだと納得。
ハコスカのタクシーはもちろん、ハコスカバンも盛り沢山(笑)

ちなみに他にはてんとう虫、ブタ鼻コロナ、初代カロバン、2代目パブリカ
フローリアンのタクシー、Nコロ、グロリアスーパー6のタクシー
タテグロ、2代目ファミリア、マツダE2000トラックに旧カラーの国鉄バス。

名前をあげればキリが有りませんが、見るだけで心トキメイてしまう(笑)
極めつけは湘南を走る黄色いハコスカ!!さすが湘南ボーイはひと味違います(笑)
作り物じゃなく、リアルに旧車が走る風景は、昭和マニアにはたまりません!!

事実本屋でこれを見つけた時は、思わず「おおっ!」と声を出してしまい、
¥2,800と決して安くはないのですが、即買いしてしまいました(笑)
発行日は2006年9月30日となっていますので、今月の新刊です。

カラーなのに何故か色が優しく、
渋谷や池袋の風景も、とてものんびりして見えます。
興味の有る方は本屋にて立ち読みしてみる事をお薦めします(笑)

  ◆◇◆◇

話は変わり、夕べの安倍新内閣発表の記者会見。「美しい国づくり内閣」だっていうね。
だけど会見では「(小泉内閣の)構造改革をしっかりと引き継ぎ、むしろ加速させる」
なんて事を言ってたね。

それって残念だが、矛盾してると思う。
日本的価値観をぶっ壊して、アメリカ的弱肉強食社会を目指したのが小泉内閣であって
日本古来の価値観や歴史観を大切にするって全く逆だよね。

そんな矛盾した事を言わなきゃいけない事情もあったのかもしれないけど
安倍新総裁には個人的に、小泉が調子に乗って行き過ぎた部分を
軌道修正して欲しいと期待しているので、ちょっとガッカリしてしまった。

また会見で、やたら「しっかりと」って言葉を連発するのが気になったね。
官房長官だったのに、喋りは苦手なのかな?
アドリブも効かなさそうだね。

でも野党のインタビューの様に、まだ始まっても無いのに全否定するのも、
自分が頭カラッポなのを曝け出してる様で嫌なので、
今はとにかく彼の手腕に期待します。

まあ片山さつきだの、佐藤ゆかりだのを入閣させる様な
小泉みたいなウケ狙いのサプライズ人事は無くて良かったね。
でも給与カットってのは、ちょっと狙ったのかな(笑)?
写真集を買った
地元ネタです。

昨日注文していた写真集「中津川・恵那の今昔」という写真集が届きました。
9900円もするんですが、地元大好き・昭和大好きな自分としては
どうしても買わずにはいられませんでした(笑)

中には古くは大正時代・昭和初期からの中津川・恵那の貴重な写真と
現在の同じ場所を写した写真が比較で載っていて、
主に昭和30年代〜40年代の写真が多い様です。

そのため自分的には「懐かしい」と思える風景・写真も多く、
写ってる車やバスの写真なんかにもいちいち反応してしまって
かなり楽しんで見ています(笑)

で、感じた事は昔の商店街って、道幅は狭いんだけどすごく活気が有るって事。
お店も多くて看板なんかでゴミゴミしてるけど
人通りも多くて写真の中から雑踏や人の声が聞こえて来そうな雰囲気。

比較で載ってる現代の同じ場所の写真では、
道幅は広く、歩道もキレイに整備されてるのに
お店は減って人通りも少ない。

結局大きな駐車場の有る郊外型の大店鋪に人は集まるから
中津川に限らず商店街は寂れてしまうんだろうけど
昔の方が人口も少なくて貧乏なはずなのに
お店が多くて活気を感じる事に疑問を感じてしまった。
本当の豊かさってなんなんだろうね。

むかしは店をしている人も、買物をする人も、みんな貧乏なのに
お互い持ちつ持たれつで生活してたんだろうね。
車も少なくて、歩いて行動する事が多かった訳だし。

ドブ川は臭くて、道も狭くて不便だったけど、
町の雰囲気も温かかくて、楽しかった想い出が多い。

昔の事ばかり懐かしがってばかりいても意味はないけど
そんな温かさを記憶している俺達は
便利で豊かな生活を送りながらも、
昔の良い所も残して行く努力をして行かなきゃならない、と思います。

まあともかく良い本だと思うので、
中津川・恵那の方は買わないまでも、是非ご欄になる事をお薦めします。
またこういう写真集はどの地域にも有ると思うので、
他の地域の方は図書館などで探してみたらいかがでしょうか。

俺も名古屋近郊や東京で暮らした事があるけど
やつぱり地元が一番好きなんだよね。
今はネットもあるから不便さは余り感じないし、
ずっと静かな田舎町のままでいてくれるといいんだけどね。
ぼくのぶんこう
2/16だったと思うけど、
岐阜新聞にある写真展の記事が載っていた

「ぼくのぶんこう」写真展
2/11〜26 たじみ創造館にて開催

「ぼくのぶんこう」という本は、
地元の書店に売っているのを見かけた事がある。
だけどそれが中津川の分校の写真だって知らなかった。

俺が通っていた小学校は
中津川市立 南小学校

中津川には川上(かおれ)という地区があり
昔は交通の便が悪かったせいなのか、
ここに南小学校の川上分校が有った。

俺が子供の頃住んでいたのは尾鳩という土地で
ここまでが本校、それより恵那山側が分校という境目に有った。
まあ、隣り合ってる感覚で、幼稚園(保育園)は川上の子と一緒だったので昔から馴染みが深い。

また子供の頃には野外のスケートリンクが有ったし
スケートリンクの上にはキャンプ場も有ったので
南小出身者は学校行事でごく普通に利用していた訳。

この分校は知らなかったけど岐阜県で最後の分校で、
残念ながら2003年に廃校となった。

俺はこの川上という土地がとても好きで
家からは往復14kmほどしかないのだが
休みの日にはバイクや車で何度も往復をする。

目的地は恵那神社という恵那山の麓の神社だったり
分校だったり、スケートリンクの跡地だったり
だけど一番好きなのは古いガソリンスタンド。

ここは中津川のほとりで、
そのほとりのバス停のベンチに腰掛けて川の流れる音を聞くのが
俺の一番の癒しだったりする。

川の流れの音って、好きなんだよね。
東京に住んでた頃、江戸川の近くだったんだけど
やっぱり海の近くの大きな川って、川のせせらぎが聞こえないんだ。

俺はそれが一番淋しくって、
地元に帰ると必ず川のせせらぎを聞きに行ったっけ。
2/14の日記のコメントで、「中津川には山と川しか無い」って書いたけど
実は俺にとってはそれが一番大切な物なんだよね。

まあ川上ってのはそんな感じで
今も俺にとっては一番大切な場所だったりする。

分校が無くなったの時にも、ずいぶん淋しい気持ちがしたっけ。
きっとお役人が机の上で計算して決めた事なんだろうけど、
世の中には効率や便利さだけじゃ測れない大切な物がある。

最近盛んな市町村合併に対してもそう思うね。
町や村って、伝統や言葉や風習によって自然に別れて来た物で
こことここをくっつけた方が便利だなんて考え方は間違ってると思う。

もちろん最近よく取りざたされる道州制ってのも同じね。
あれも小泉を始めとするアメリカ信仰教のやつらが
「州」なんてアメリカっぽいからそうしたいのかね?

行政単位でくっつけたって、
こっちには3000年近い歴史があるんだ。
そうした多様性さえも13種類にまとめてしまうつもりなのか?

大体日本列島なんて、面積から言ったらカリフォルニア州くらいしかない。
少なくて効率的なら、いっその事日本州ってひとつにまとめればいいじゃないか。
13だろうが1だろうが大差ないと思うね。奴らの考えなんてその程度だ。

話は逸れたが、
その川上分校の最後の一年を記録した写真家が居る。
名前は駒田匡紀さん。名古屋在住でここまで通っていたらしい。

そして出版されたのが「ぼくのぶんこう」写真集
発行は「ほおずき書籍株式会社」
発行日は奇しくも俺の誕生日と同じ11/27。

俺も早速購入してきました。
子供達の言葉が、土地のことばで書かれていてとても胸が暖かくなりました。
分校について知らなかった事も、この本から教えられました。

この分校を中心とした地域の人々の繋がりや
最近薄れつつ有る、地域で子供を育てるという感覚。
自然から生きる力を学ぶ事。

昨今、悲惨で陰湿な事件が起こる度に
そういう事が大切だって言われるのに
それが残っている所を守ろうとしない…

こんなのを見ると、やはり廃校は間違ってたんじゃないかと思えるね。
ここに住む子ども達は、分校でしか学べない事を学んでいたんだ。
本校と一緒になってしまった今では、その独自性も薄れて行くだろう。

そしてこの日は多治見まで、この写真展を見に行って来ました。
作者の方とも逢う事が出来、
撮影時の裏話など聞かせて貰え、とても有意義な時間が過ごせました。

ちなみに駒田さんはHPやブログも運営していますので
興味がありましたら覗いてみる事をお薦めします。
忘れて来た、大切な物を見つけられるかもしれません。
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